日本ユニセフ協会と博報堂DYグループによる共同プロジェクトである、水や衛生面に関わる募金活動のTAP PROJECT JAPAN 。このプロジェクトは今年で9回目を迎えており、マダガスカルなどにおいての水や衛生設備の支援のために活用されています。
この『TAP PROJECT JAPAN』の目的や詳細は別のページに記載しますが、このプロジェクトに関するイベントが開催されたとの事なので、ここに記載します。
TAP PROJECT JAPAN2017~ROAD to WATER~
日本ユニセフ協会と博報堂DYグループ有志メンバーが協力し合い、「きれいで安全な水」を必要とする世界の子どもたちを支援するイベントが、8月21日(月)~24日(木)に代官山T-SITE GARDEN GALLERYで開催されました。
イベントの中では、『ROAD to WATER』というゲームも行われました。その場で足踏みをしつつ、水をこぼさないようにゴールを目指すという、マダカスカルの村の水くみをバーチャル体験出来る内容だそうです。
日本では、蛇口をひねれば綺麗な水が出てきて、すぐにおいしい水を飲むことができますが、マダカスカルではきれいな水を飲むこと、手に入れること自体が大変だそうです。農村部では3人に1人しか飲み水を手に入れることが出来ず、何キロも離れたところから毎日水を運んでいるとの事です。
そこで、マダカスカルの子どもたちの水運びの大変さを疑似体験することにより日本で生活する人達に水に関わる問題について関心を持たせることが目的となっています。
飲み水の問題で苦労している海外の人たちがどのような生活ぶりをしているのかをより実感しやすい工夫がなされていて、イベントに参加した子どもたちも夢中にチャレンジしたとの事です。
日本ユニセフ協会の支援活動力が結集
「ROAD to WATER」は、日本ユニセフ協会がこれまでに積み重ねてきた海外援助や募金に関するノウハウと博報堂DYグループが持っている企画力や開発力などを融合させることにより誕生し、啓蒙活動にも繋がってるのではないでしょうか。
日本ユニセフ協会によるTAP PROJECT JAPAN 2017は、様々な支援者や支援企業と共に支援の輪を広げ、シンボルイベントの開催によってより大きな輪を作り上げました。今後多くの人達にこのような活動が伝わっていくと良いと思います。