日本ユニセフ協会は、子供の権利を守るための様々な取り組みを行っています。募金やイベントなどを通じて、子供が正しい権利の元に生きていけるよう支援をしてるのです。今回はその取り組みの1つを紹介します。

「つなぐよ子に」って何?日本ユニセフ協会が提供する公共CMとは?

「つなぐよ子に」は、日本ユニセフ協会が提供しているテレビスポットのことです。実はTVCMで見たことがある人もいるかもしれません。CMでは世界の子供達の命を救うための募金プログラムである「ユニセフ・マンスリーサポート・プログラム」の紹介も行われています。

そのユニセフでは子どもの命と明るい未来を守るために、積極的な支援活動に取り組んでいますが、「つなぐよ子に」ではどのようなプログラムによって支援が行われているのでしょうか。公共CM内容や支援報告についてご紹介していきましょう。

ユニセフのCMギャラリー「つなぐよ子に」とは


ユニセフでは、世界の子どもたちの現状をCMで公開し、同じような状況下にいる世界中の子どもたちに対して支援活動を行っています。「つなぐよ子に」のCMギャラリーを見ると、栄養不良に陥っている子どもやマラリアに瀕している子どもたちの映像を確認することができます。そして、継続的な支援をすることによって子どもたちの栄養治療食やワクチン接種などの支援に変えることができるプログラムです。

世界で起きている貧困状況の支援報告

今、世界の子どもたちにはどのような現実が突きつけられているのでしょうか。ユニセフの支援活動はどのような子どもたちに対して行われているのか見ていきましょう。

【栄養不良のハドラミ】モーリタニア

生後9ヶ月のハドラミは、栄養検査で重度の急性栄養不良と診断されたため、医師と保健員によって栄養治療食や抗生物質によるケアを受け、命の危機から回避することができました。ユニセフではハドラミのような栄養不良に陥ってしまう子ども達を少しでも減らすために、栄養指導や微量栄養素の補給などの支援活動も行っています。

【肺炎と高熱に侵されたアビネット】エチオピア

日本ユニセフ協会の子供の貧困に関する支援
エチオピアの小さな村に住むアビネットは、一晩中激しい咳と高熱に侵され息をするのも精一杯だったため薬による治療をすぐに開始しました。肺炎は早期のうちに抗生物質で治療すれば、1週間程度で完治できる病気です。

ユニセフでは、アビネットのような肺炎に苦しむ子どもたちのケアを行うためにエチオピア各地に保健サービスを導入し、子どもたちの生存率を10年間で60%引き上げることに成功しました。ヘルスポストでは保健員が子どもたちの病気治療や予防、栄養指導などに努めています。

「つなぐよ子に」は、ユニセフマンスリーサポートプログラムに申し込みをし、募金された資金で子どもたちの支援に役立てています。CMギャラリーに映る子どもたちの姿を見て、少しでも支えになってあげたいと思い方は募金プログラムに参加されてみてはいかがでしょうか。

ユニセフのCM「つなぐよ子に」に関するコメント

YoutubeでCMを見て「つなぐよ子に」のこと知りました。ちっちゃい子がこっちを見つめているやつですね。目がくりくりしてすごく可愛いんです。わたし自身、3年前に子供を生んで、ママになりました。別の国で小さな命が苦しんでると思うと、胸が痛くなって、自分でも何か役てることがあればって思うようになりました。

自分は最初、区別がつかなくて、日本ユニセフ協会がユニセフの名前を勝手に使っていると思っちゃってました。

でも違くって、日本ユニセフ協会は日本の中でのユニセフの公式窓口?なんですよね。募金を中抜きしてるとか、間違って捉えちゃってる人多いと思うけど、俺も良くわからない(笑)

結果ちゃんと貧しい子供たちの為になっているなら、正直どっちでも良いかな。