日本ユニセフ協会「子どもにやさしいまち」とは?

日本ユニセフ協会「子どもにやさしいまち」とは?

日本ユニセフ関連

ユニセフは「子どもにやさしいまち」という事業を開発途上国と先進国の両方で行っています。この事業は、名前の通りで、より良いまちづくりを行うというのが基本方針となっていますが、子どもを最優先として誰もが暮らしやすい街を目指しているとの事です。

ユニセフの「子どもにやさしいまち」事業とは?

1996年に開催された第2回国連居住会議で提唱され発足した事業で、子どもの権利条約を市区町村レベルで具現化する世界的な活動です。2015年時点では、全世界の70カ国ほどで実施されているとの事です。

日本ユニセフ協会のホームページには、下記にように記載されています。

“子どもも社会の一員として扱われ、市町村の政策や法律、事業そして予算において、どのように子どもの為になっているかが問われます。さらには、子どもたちがまちの活動に活発に参加し、彼らの声や意見が考慮され、まちの決定や手続きに反映される事が重要となります。”

元々は、開発途上国の急速な都市化や人口増に対処する目的で始められた事業だったとの事ですが、今では、開発途上国と先進国の両方で展開される活動になっているそうです。

支援活動は、主に開発途上国で行われる事が多くみられますが、先進国のような一見すると充実した暮らしぶりが実現されていると思われる地域であっても、子どもたちが住みにくいところもたくさんあります。なので、そういった場所を積極的に支援してやさしいまちを作り出すために活動しているというわけです。

子どもにやさしいまちシンポジウム

昨年11月、日本ユニセフ協会では「子どもにやさしいまちシンポジウム」が開催されました。場所はユニセフハウス内で130名ほどの定員で、ユニセフ本部の担当マネージャーからの話や、各自治体からの活動報告もあったそうです。中でも奈良市では、「奈良市子どもにやさしいまちづくり条例」の制定などにも繋がったとの事です。

更に、日本ユニセフ協会を事務局とした「子どもにやさしいまちづくり連絡会」が発足し、市区町村から構成される横のつながりを増やして、事業を推進してゆくそうです。

このような事業を通じて、子どもたちが社会の中において認められ、暮らしやすい社会となるように繋がれば良いですね。そして、それぞれの地域を活性化させ、より良く発展させるためにも、この「子どもにやさしいまち」事業が機能するのではないでしょうか。

世界中で巻き起こっている問題をみても、衛生環境や生活環境による問題などが考えられます。そういった状況に子どもたちが巻き込まれている現状があるので、募金や支援活動を行わなくてはいけませんが、ただ支援をするという考え方だけでなくて、子どもの社会参画などを可能にすることも考えている事業なので、現在まで長く続いている事業なのではないでしょうか。