日本ユニセフ協会が主催してきた「One Minute Videoコンテスト」とは?


One Minute Videoは1分間の短い映像で、映像製作などを通じてより多くの人たちに世界の子ども達のことを知ってもらうための活動です。現在厳しい状況に置かれている世界中の子ども達が自分自身のメッセージを映像に込めて発信し、様々な価値観を分かち合ったりしています。
情報過多の時代の中で、子どもも社会に参画する事が求められる中で、子どもたちの主体的な情報活用能力を育成し、協調性、創造力、表現力を育むことを目的としています。

今年で6回目の開催でしたが、第1回目から第4回目までは日本ユニセフ協会が主催していて、現在は大学の教授や学生から成るコンテスト実行委員会がこのコンテストを実施しているとの事です。

元々は2002年に「One Minute Videoプロジェクト」という形でこのプロジェクトがスタートしました。当初は紛争国などに住む子ども達の表現の場として、また自分の夢・希望を伝えるためのプロジェクトとして始まった経緯がありますが、現在では、活動の規模も大きくなり、世界中の多くの子ども達が活動に参加する大規模プロジェクトへと発展しました。
世界中にある機関がOne Minute Videoの支援・普及活動を行っていて、海外では「One Minutes Jr.」という名前で行われているとの事です。

One Minute Videoコンテストは毎年テーマが決められており、それに沿った作品を募集しています。
因みに今年のテーマは、「私が笑顔になれる瞬間」というテーマでした。主に子ども達が様々なメッセージを伝えるための活動ですが、応募対象者は小学生から大学生となっており、子どもではなくても応募出来ます。

応募された映像の審査基準は、メッセージ性や現代性・社会性、テーマとの整合性など様々です。表彰は最優秀賞や優秀賞・ジュニア奨励賞などがあり、応募はCD-R・DVDまたはインターネットから可能です。

今年の最優秀賞は、『irregulars<制作:田中佑介>』で準最優秀賞は『A day not KAGIKKO< 制作:おかひの(グループ)>』との事です。こちらは、このプロジェクトの公式サイト内で確認できます。公式サイト上では、まだ映像を見ることが出来ないようですが、YouTubeでは見ることが出来るようです。

毎年数多くの作品が応募されているようですが、テーマに合わせた自身の考えと表現する場としてはもちろん、メッセージを伝える場としても良いとは思いますが、当初の目的であった子どもたちが自分たちの状況をメッセージとして世界中に発信するというところからは、少し逸れてしまったのかもしれませんね。

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