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日本赤十字社と日本ユニセフ協会って何が違うの?

日本赤十字社と日本ユニセフ協会は、どちらも世界を対象にチャリティを行っている団体です。同じチャリティ活動を行っている団体でも、どのような違いがあるのでしょうか。

日本赤十字社について

赤十字は人の命を敬い、苦しんでいる人は区別をつけず救うという目的に基づき、191の国と地域にネットワークを築き、支援活動を行っている団体で、その組織の1つが日本赤十字社です。明治政府軍と薩摩郡が激闘した西南戦争で負傷者の救護を行ったことをきっかけに、国内外で災害救援や世界で様々な理由で苦しむ人々を救う活動に励んでいます。

1877年に博愛社として前身が設立され、1886年に日本政府がジュネーブ条約に加入し、翌年に日本赤十字社へと名称を変えました。主な事業は血液事業、赤十字病院の運営、災害救護、チャリティ、国際活動、青少年赤十字などです。日本全国に92の赤十字病院があり、第三次医療機関にも指定されています。赤い十字が目印ですが、これは日本赤十字社から許可を得ないと使用できないことが法律で決まっています。

日本ユニセフ協会について

ユニセフは190の国と地域で活動していて、それらの国の中には、ユニセフ国内委員会とよばれるユニセフ協会が活動する国々が含まれています。日本ユニセフ協会は、34の国と地域にあるユニセフ協会の1つです。1955年に設立され、2011年に公益財団法人に認定されています。 世界中の子どもたちを救うための募金活動や広報活動、子どもの権利を実現するための政策提言活動などを行っています。ニューヨークに本部があるユニセフ(国連児童基金)とは団体としては別組織になりますが、協力関係があり活動しています。日本ユニセフ協会の本部は東京にありますが、地方組織として26の道府県に協定地域組織があります。

まとめ

「日本赤十字社」と「日本ユニセフ協会」は募金活動の時によく聞く団体の名前だと思いますが、同じ募金団体やチャリティ団体でも目的やネットワークの規模、事業内容、寄付の傾向に少し違いがあります。しかし、どちらも世界で苦しむ人を救うために活動していることには何ら違いはなく、今後も掲げている目的に基づいて多様な支援活動を続けていくでしょう。