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ユニセフの「#ENDviolence」キャンペーンとは?

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ユニセフが子どもや青少年に対するいじめや暴力をなくすために「#ENDviolence」という世界的キャンペーンを行っているのはご存知でしょうか。

日本国内では、日本ユニセフ協会と世界的ヒップホップグループ「BTS(防弾少年団)」、BTSが所属する韓国のBHE社の3社でキャンペーン活動が行われています。ここでは、「#ENDviolence」で行われている支援活動についてご紹介していきましょう。

■「#ENDviolence」のキャンペーン内容

世界では現在、5分に1人の子どもがいじめや暴力によって命を落としています。子どもへの暴力は、暴言などによる精神的虐待、性的虐待以外に、暴力を受けて身体的に傷を負ってしまう暴力があります。暴力を受けた子どもは体に傷がついてしまうだけでなく、心にも大きなトラウマを抱えてしまうことも珍しくありません。

しかし、社会的・文化的規範からその行為が許されてしまったり、一目のつかない場所で行われていたりするため、表面化しにくいことからこの問題が根本的に解決することは非常に難しいのです。何も対処されないままこういった傾向が続けば、2030年までに約200万人もの子どもや若者が暴力を受けて命を落としてしまう可能性があります。

こうした子どもに対する問題を解消するために、ユニセフは2013年に「#ENDviolence」を始動させました。各国にあるユニセフ協会が、国連機関・各国政府・民間企業・市民社会・研究者・若者たちと共に、持続可能な開発目標(SDGs)のターゲット16.2に明記してある目標を達成するために様々な取り組みを行っています。

■子どもへの暴力を撲滅するためにユニセフが求めていること

・子どもに対する暴力撲滅のための国家計画を確立
・大人の言動や行動を変え、子どもに向けた暴力を助長する要因を知る
・暴力的行動を減少させ、武器を入手する制限を施策する
・暴力を受けた子どもに専門家の治療ケアを受けられる制度を設置する
・子どもや親、教員、地域の人々が様々な形態の暴力があるということを認識し、安全に通報できるよう啓発する

ユニセフは各国政府に以上のような取り組みを求めています。
子どもへの暴力を少しでも減らすために、ユニセフの支援活動に役立てるための募金活動も行っています。

日本国内で行われている「#ENDviolence」キャンペーンは、発足後BTSと一緒に世界の子どもたちに目を向けて守っていきたいという意向に賛同する方がたくさん集まってきています。BTSファンとして少しでも力になれればという方も多く、暴力によって傷つけられたり命を落としたりすることのないよう支援・協力していきたいという声も寄せられています。

ユニセフは、世界中から暴力をなくすためにこういったキャンペーンを行いながら、今後も目標達成を目指していくことでしょう。